マスカレード【masquerade】

マスカレード・・・・仮装、仮面舞踏会

「私よく霊能者さんから動物が憑いているといわれるんです。」07010615.IMGP1677.JPG
「それは気分がよくないでしょ?」
「はい、言われるたびに落ち込みます」

見た目は犬??・・・でも・・気配が違う。
うん、違う・・・

私の後ろから指示が出るのでそれに従うと・・・
うすっすら感じてきた

「確かに動物かもしれないけれど・・見た目と違うわよ」
「え?見た目と違う?」
「はい、・・ええっとね・・・・本人が見られたくないから、そうしているの」
「なぜ?」
「本心を知られたくないのもあるけど・・・今回の場合。あなた自身のこころもそうね?」
「あ・・そうかも知れません。教えて欲しいと思う反面知られたくないとか思います」

こういう場合、私は無理をしません。
彼女自身の心が決まってからにします。

彼女としばらく話をしていくと彼女自身も気持ちの整理がついたようでした。

そして・・
小さな村で後ろに山が見えて・・ここは田舎。
お家のそばに小さな畑
ほんの少しで食べる程度・・・

「それはお父さんの田舎できっとおじさんのお家です」

聞けばおじいさんが彼女のお父さんではなく、次男にその土地を譲ったことのこと。
それでみんなで仲たがい。

「なぜ犬なんですか?飼って居なかったですよ」
「それはね・・あなたからみておばあちゃんが近所の犬・・えっと雑種かな?を可愛がっていたみたいですよ。確認とってみてね。たぶん白いので毛がふさふさ・・・」
「それでなぜ犬が付いているんですか?」
「おばあちゃんがね、おじいちゃんと一緒に居るときからあまり発言できなかった人なの。だからその犬にお話していたみたい。この時代の人だからわかってあげてね」
「あ・・昔はそうでしょうね」
「うん。そして仲たがいを辞めて欲しいみたい」
「どうしたらいいのですか?」
「それはね・・・・・」とあることを説明しました。
つまり、おばあちゃんと相談しながら。

それから彼女はそれをしにお父さんの実家へお父さんを連れて行きました。
昔可愛がってくれたおじさんです。
犬のことも私の言ったとおりでした。

おじさん一家と自分と父親。みんなでおばあちゃんのお墓に行ったそうです。
その帰り道、お父さんとおじさんが
「そういえば俺たち、犬がほしかったけど親父がダメだっていってたよなぁ〜」と会話していたそうです。

帰って来てから数日立つとおじさんからメールが来て添付写真に「犬を飼いました」と。
それを見てお父さんも「うちも犬を飼うか?」と言って家族で買いに行きました。

お互いにメールで犬の成長を話しながら、楽しく会話しているそうです。

「確かに弟がうらやましかった。いつも可愛がられていてな。でもこの前帰ってわかったんだよ。おれももういつまでもそんなことを言ってる年じゃないしな。それにお互いにそっちが可愛がられてると思い込んでたのが判ったよ。
母さんもきっと心配でお前に頼みたかったんだろうけど、普通にはいえなかったんだろうなぁ・・・・」
お父さんがしみじみ言ったそうです。

みんなが仲良しで居て欲しいと天国から誰かが思っていてくれています。
でも普通に伝えられないのは仕方ないのです。

だってみんな恥ずかしがり屋さん。
まして昔の女性ならもっとですもの。

見えるものがそのまま・・というのは少ないです。
ちゃんとその本当を見るこころを持たないと・・と気持ちを改める私でした。






 
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