癒しの‘よしよし’

「体調がすぐれないし、腰痛もあります。仕事の疲れなのでしょうね」07081211.IMGP2702.JPG
と彼女は言いました。
そしてヒーリングを体験したい、と希望されました。

彼女に横になってもらい、そしてヒーリングを開始しました。
すると・・・やはり腰の辺りに違和感があります。
それと・・・・ハートのあたりが寒いのです。

ふと霊視すると・・・何か感じました。
誰かの手??
指が・・で、手首が・・・・ずっと手を見ていると・・エプロンをした女性が見えます。
そして怒った顔をして彼女の腰を叩いているのです。
彼女に
「怖がらないでね、たぶんこの女性あなたを知っている人。特徴は・・・」と話すと
「あ、母親です。たぶん」と言いました。
「お母さんってあなたを叱るとき叩いたの?」と聞くと
「あ・・はい、いつも・・お尻を叩き・・・」と泣き始めました。

可哀想に・・彼女は大人になってもそこ傷が癒えず、腰にそのストレスを抱えているのです。
そしてそれは痛みになって、現在の彼女を苦しめていました。
少し落ち着いてから
「私にはいつも叩くのです。弟には何にも言わないのに・・・」と言いました。

弟や妹ができると親はどうしてもそちらの方に目が行きます。
でも仕方ないのです。
小さい方に目が行くのは自然なこと。
そして親は上の子を抑えるために怒ったり叩いたりします。

特に叩く親は子供の時叩かれた子供が多いと聞きます。
「ことを早く片付けたい」という性格の人に多い現象だそうです。
それも親に
「早くしなさい」と植えつけられた子供。
そうすべてマイナスの連鎖なのです。

「お母さんはあなたに愛がなくて叱ったのではなくて、とにかく早く収めたいからしかる時にたたいたのですよ」と説明しました。
「そうですよね・・・どうしても母が好きになれないのは・・きっと許せないからでしょうね」と言いました。

彼女にはあることをするよにしました。
そしてその約束を次回までにしてもらうことに。

今は彼女のヒーリングを。
すると・・いつの間にか彼女はスースー寝てしまいました。

後のお客様もいなしし(一人で仕事をしている良さでもあります)、このまま寝かせてあげました。

30分ぐらいして、部屋から物音がしたので彼女を見ると上半身起き上がっていました。
「気持ちよくて寝てしまいました。今何時ですか?」と聞かれたのであれから30分寝ていたこと、を告げると、
「まるで数時間寝たような感じです」と答えました。
ぼや〜っとした顔のままで彼女が話し始めました。

夢を見たこと。そしてその中で父親と母親がケンカしている場面を見ながら自分は弟と並んで見ていたこと。
イライラしている母親が自分がやったことを怒り、お尻を叩こうとして腰のあたりを叩いている場面を見たこと。
母親に抵抗できなかったこと、抵抗するとまた叱られるし、静かにしていないとまたお母さんに嫌われると思ったこと・・・そして優しい父親のひざに上に座り、頭をなでてくれたこと。
「それを30分で見たんですね・・私」と言いました。

「今あなたがこの年齢になってお母さんのイライラの原因わかりますか?」と聞くと
「はい、父の収入が母の思いより少ないことと、父が忙しいので母一人の子育てのストレスでしょうね」と言いました。そしてすぐ
「あ・・・・そうだったんだ・・・」と言いました。
「どうしました?」と聞くと
「今自分で答えて気が付きましたよ。そう、母も生活大変だったんだ・・・」と。

彼女はこれで母親が自分のことがキライで叩いていたのではなくてストレスだったということがわかりました。
そして彼女への宿題を渡して次回、来てもらうことにしました。

2週間後、彼女と会いました。
「あれから母に対する考え方が変わりました。そしてなんとなく母が優しくなったような気がします」
「それは良かったですね」
「それでねぇ、先生」
「はい?」
「弟が‘お父さんが俺に最近お姉ちゃんの雰囲気が変わったな。彼氏できたのか?と聞いてきたよ。アネキ、彼氏できたの?’と聞かれましたよ」
「あら、本当に雰囲気が変わったんでしょうね」
「ええ、自分でも楽です。そして腰も楽ですし」
「それは良かった」
「はい。それでね・・・ある夢を見たんです」
聞くと・・・・
「自分が泣いていて、隣で弟が‘よしよし’と小さな手で私の頭をなでているんです。
それが嬉しくて涙があふれて・・耳に涙が入って目が覚めちゃいました。そして思い出したんです。私が泣いた時、弟は母から見えない場所で私の頭を‘よしよし’してくれたんです。
私、ちゃんと愛されているんだわ・・と実感しました。それを忘れていたんですよね」と言いました。

彼女の腰を見るとまだかすかに手が見えましたから、まだすっきりとは母親を許せないでしょう。
それも仕方ないことを私は理解できます。
そしてまたヒーリング。
今度は頭の上にとっても小さな手と大きな手が見えます。
両方とも‘よしよし’。
それを彼女に伝えようとすると彼女が
「先生の手も暖かいですが、違うところも暖かい感じがします」と言いました。
「それはどこ?」と聞くと
「頭の上です、とても・・・気持ちよいです」と言ってまた寝ました。


数回に一回、私も気持ちよくて寝てしまうことがあります。
気が付けばお客様の横でうとうとしていることも。
ヒーリングのエネルギーは優しくて、暖かくて・・・そして大切なことを気付かせてくれる素敵なエネルギーです。

あなたが持っている本来のエネルギー・・それを使ってあなたの大切な人を癒して上げましょう。
そしてもっと愛を育てましょう。
その先の幸せも見えてくると思います。



 
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