3つの前世

08030213_1.IMGP3491_1.JPG「彼との関係を知りたい」とのご依頼でした。
そしてヒプノをスタートしました。

「私は泣いています・・誰かに殴られて・・・ほほが真っ赤です」と彼女は言いました。

殴った相手・・彼でした。
そして彼に
「しつこい、俺はお前が嫌いだ」と言われました。

彼にはすでに好きな女性がいたようで、彼女は彼を取り戻すためにあらゆることをしたようでした。
そして友達の制止も聞かず、彼にまた会いに行ったのでした。
そして・・あの言葉。

「私は山に行って・・・寒い・・寒い・・」といい、そのまま命を失いました。

そしてすぐ・・・
「あ・・違う風景がでてきます。私・・子供がいて・・ここはさっきと違う場所です。時代が・・違うみたいです・・」と言いました。
一組の家族があって、夫婦と子供が2人。
しかし冷め切った夫婦のようでした。
夫の浮気が発覚、それを問い詰める彼女。
「俺はお前が結婚してくれというからしてやったんだ。俺には好きな人がいたのに」と罵声を浴びせています。
子供がおびえ、震えています。
彼女は
「こんなはずじゃなかった・・好きだったのに」と泣いています。

そして子供を連れ実家に戻り、女手一つで育てることになりました。
親の老後の世話と子育て・・彼女は日々疲れていました。
「結婚しなきゃよかった・・・」と彼女はぽつっと言いました。
そして体を壊し、亡くなって行きました。

「あ・・また時代が・・・変わる・・・凄い・・・風景が・・・砂漠」

つまり彼女は私の誘導前に先に先に行くのです。
はるか昔の時のようです。
みんなで移動している風景です。
そして一人の男性が好きになり、妊娠しました。
しかし彼は・・
「俺の子供ではない」と言いました。
彼女は認めてもらうため必死に説明しましたがそれが逆効果になりました。
そして彼は他の女性と結婚しました。
「あなたの子なのに・・悔しい、悔しい・・認めさせてやる、なんとしてでも・・・・」
女性としての執念、つまりこれが彼女の根本になってしまいました。
自分の子供のため、・・そのために必死になりました。
彼と彼女を恨み、憎み・・そしてお腹の子のことで悩みました。
日々大きくなる子供を見ては泣いていたのです。

「そばに誰か男性がいますね?」
「え・・あ、はい」
「彼、優しい人でしょ?」
「え・・はい。でもお腹のお父さんではないから」
「でもあなたのことを大切にしてくれている人でしょ?」
「ええ・・でも・・・」

憎しみで彼女にはそばにいる人の心が見えないのでした。
そして
「この人が・・あなたにしてくれたことを思い出してください」というと
「・・・・あ・・・・(涙)」

しばらく泣き声が部屋に響きました。
「私は・・私は・・・なんてバカだったんだろう」と。

彼女はそばで親切にしてくれた男性には甘えていてそして無視をして、そして心は前の彼に向いていたのです。
そして前の彼とその奥さんとを憎むことに必死になっていました。

「なんて自分が醜いことをしていたんだろう・・・」

そばにいる男性がこういいました。
「君は傷を癒すために傷を深くしている。本当に大切なのは相手に幸せになってもらうことであって、自分の押し付けの愛は間違っている。お腹の赤ちゃんは君を選んだんだから、今大切なのはこの愛を育てることだと思うよ」と言いました。

そして赤ちゃんを出産。
彼女は産後に体調を崩し、亡くなりました。
「彼が私と結婚してくれたらこんなことにはならなかったのに」と言って。
「赤ちゃんは誰が育てましたか?」と私が聞くと
「あ・・そばにいてくれた男性です。あ!」

そう思い出しました。
今世でもっとも彼女に心を砕いてくれる会社の上司です。

赤ちゃんはちゃんと育ててくれました。
そしてその赤ちゃんはとても出世してすばらしい男性に育て上げたのもその男性でした。

「私って・・不満ばっかりで・・何にも返していない・・・」と彼女は言いました。

そしてずっと泣いて泣いて・・・心の傷を癒していました。

彼女にメッセージが降りてきています。
「男女の愛は互いのカップの水を分かち合うもの。大きさが違えば愛は成立しない。そして人間としての愛は血のつながりではない。誰かがどこかの誰かのために人は生きているし、人は答えのない愛を人々に注ぐことができる。学ぶべきは‘無償の愛’そして‘無限の愛’。」
彼女は
「ものすごい光に包まれて・・・熱い・・・」といっていました。

服が涙でぬれるほど大量の涙。
彼女は今までの心の傷を洗い流すように涙を流していました。

そして・・徐々に顔が変わっていきました。
「私・・・・古い時代から何も成長していなかったんですね。だから同じことを繰り返し・・そしてまた苦しみ・・・私、変わらなきゃ、そう、変わらなきゃ・・・・」

・・セッションは続きます。

そして目を覚ましました。
そして手を握ったり開いたりしながら
「まだ・・体が熱いんです。凄いですね・・・なんか体が変わったみたいです」と笑顔になりました。

自分が学んでいたのにそれを拒否して、忘れていたこと、
自分が変わろうとしなかったこと・・・
彼女は反省し、私に
「私、今の彼に幸せになってね、といって綺麗に別れます。そして幸せになります」と言いました。

数日後、「別れました〜」とメールが来ました。
そしてそれから一年後・・・
「報告がありますので、お時間をいただけますか?」と言われ、待ち合わせを。
そして久しぶりに彼女と会いました。

最近新しい男性ができたそうで、そして写真を見せてくれました。
あら、いい感じの・・男性です。
「先生、この男性ですけど・・」
「もしかしてあの言っていた上司さんの関係者?」
「わ〜さすが〜大当たりです!会社の人で最近話しをするようになって・・・そしてあの上司さんからのお墨付きです」
「お〜〜すばらしい!」
「はい、そして・・」
「はい?」
「私、上司に昔のことは言わずに、日ごろのお礼を言ったんです。今まで以上に頑張りますのでよろしくお願いします、って。上司はきょとんとしていましたけど、すぐにっこり笑って、なんか笑顔が良くなってきたね、と言われました」


好きな人を手放すのは一番辛いことかもしれません。
しかし、神様がこういっているのかもしれません。
「手放したら、その決意にご褒美が来るよ」と。





 
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