前世の運命の人

ヒプノセラピーでは前世の記憶に再会することをしています。

それはとても不思議な世界であり、そして不思議に納得できるものなのです。

人にもよりますが、その記憶の深さにはセッションを行っている私でさえ感動することも多々あります。

その時
「人って本当に素晴らしい」と思うのです。

ある女性のご依頼でした。
「私は結婚しているのですが、ある男性のことが好きなのです。きっとあの男性が運命の人だったと思うのです。それを知りたいのです」と言われました。
私は
「もし、そうだとしたら・・どうしますか?」
「運命の人だったら、今の主人と離婚して、その人と結婚します」と言いました。
「その男性とはもうお付き合いがあるのですか?」
「いえ、ありません。でも運命の人なら・・・きっと結婚できるはずです」と答えました。

この時、私は守護霊さんと会話をしていました。
この質問に対して本当にヒプノセラピーをしていいのか?と。
そしてその答えが
「前世を見ることによってすべてがわかる。そうさせることによって己の道を知る」と言うことでした。

ヒプノを始めました。IMGP4971.jpg

ヨーロッパの貧しい家の風景でした。
彼女は家族を支えるために一生懸命に仕事をしていました。

「あるお屋敷に・・家政婦さんのように働いています」と答えていました。

毎日掃除、洗濯、家族のお世話・・・
「お金持ちと結婚したい・・」とポツっと言いました。

そこで・・出入りをしていたある商人の男性(今の旦那さん)と出会い、結婚。
お屋敷を出て、新しい家族を作ろうと頑張ることにしました。

夫は家に仕事を持ち込むらしく、
「・・あ〜今と同じねぇ・・」と苦笑いしています。

そして・・ある日、お金持ちの男性と知り合います。
この男性が今気になる男性だそうです。

彼女の心はこの男性に傾きます。
そしてこの男性も彼女と接触をしてきて・・彼女にプレゼントをしていたりしていました。

当然、夫は彼女を責めます。
夫婦はケンカばかりして・・・
離婚へまっしぐら。

しかし・・夫は
「やり直したい、本当に好きなのだから、そばにいてほしい」と言うのでした。

彼女は聞く耳を持たず、家を飛び出して彼のもとへ。
一緒に暮らすことになりました。

そして・・その彼と一緒に暮らして判ったことが・・
「財産などあらずに、借金があり、見た目だけはお金持ち」という人でした。

もちろん彼女には辛く当り・・
まるで外面と違う人。

彼女は・・深く反省しました。

そして前の旦那さんを見ると・・・
商売が旨くいって、とても儲けていました。
周りにたくさんの人が集まっていて・・とても忙しく働いていたようです。

「私は選択を間違えた・・」と言いました。

もう彼女は帰れない状態になっていましたから、その彼と一緒に働いては、お金を作り・・しかし彼がまたお金を使い・・
それを繰り返して・・

「その彼はどうなりましたか?」と聞くと
「事故で亡くなりました。それも・・女性と一緒に」と言って悔しそうな顔をしていました。
「あなたはそれに対してどう思いましたか?」と聞くと
「やっと自由になれました」とほっとしていました。
私は
「それであなたはどうなりましたか?」と聞くと
「私は・・・ああ・・前の夫のところへ・・遠くから彼を覗き込んでいます」

聞くと・・一人で会社のことや周りのことをこなしていてとても疲れているようでした。
彼女は
「戻りたい・・でももう戻れない・・」と涙を流していました。

数年過ぎたようです。
「私は・・病院か・・教会のようなところで働いています。自分の罪を悔いるように。一生懸命に働いています。そして・・ああ・・前の夫がベッドで寝ています」と言いました。

前の夫が病気になり、ベッドに寝ているようです。
そして息もたえだえになっているようで・・
彼女の顔を見て
「なぜ戻ってきてくれなかったんだ・・ずっと待っていたのに」と言いました。
彼女はこの時自分の犯した罪深さとそして前の夫の愛の深さを強く感じ、嗚咽を隠すように泣き始めました。
「私が・・バカだった・・私が・・バカだった・・・・」と繰り返していました。

前の夫が彼女に言った最後の言葉が・・
「俺を悲しませないでくれ。俺はお前を愛していることを忘れないでくれ。だから・・悲しまないでくれ・・・」

彼は天に召され、彼女はそれを見送りました。
その後彼女はその身を一生人のために尽くしたようでした。

・・この後まだセッションが続きます。

目を覚ました時、彼女の目が真っ赤になっていました。

「私はまた同じことを繰り返そうとしていたんですね。お金のことでもめるといつもここから逃げ出してやると思うのです。ああ・・本当にまた同じことをしそうになっていたんですね・・・」と言いました。
私は
「きっと自分の中に‘同じことをしてはいけない’という記憶があったんだと思います。だから今それをきづきに来たんです。あなたの心はちゃんと神様につながっていて、そして前世の悪いことから逃れられるように守られたんです。だからあなたはこれからまたご主人をいっぱい愛してくださいね」と言いました。

その日の夜、彼女からメールが来ました。
「今日はありがとうございました。夫の好きなものばかり夕食に作ってしまいました。(笑)夫が帰宅してきて見ると花束を持っていてびっくりしました。すっかり忘れていたのですが、今日が結婚10年目だったんです。私は忘れていましたが、彼は覚えていてくれました。そしてもっとびっくりしたのが彼が‘俺は不器用でなかなかうまくいえないけど・・今までは自分が悲しい思いをしたくないと思っていたけど、これからはお前を悲しい思いをさせないように頑張っていくからこれからもよろしくお願いします’と言ったんです。あのヒプノの言葉と同じで。やっぱり彼が運命の人だと確信しました。本当にありがとうございました」と書いてありました。

本当に愛があるってなかなか言えないの。恥ずかしいし。
でもそれを相手に言わないと、そして行動に見せないと・・愛を疑うの。

運命の人は突然ばっかりじゃない。
めっちゃロマンチックなものばかりでもない。
すべてがマッチングするような完璧なものでもない。

そして・・・自分が心を閉ざしたり、誤解したりしていると見えなくなるものなの。
もったいないでしょう?

愛ってね、本当にすごいの。
相手のために命をささげてくれるの。
そして
「また再会する約束」をしているの。
魂のレベルでね。

死んでもなお、魂を乞うるぐらいせつないもの。

たとえケンカしても、たとえ泣いても
また出会うもの。

そして
「また心と体をひとつにするもの」

私はそう信じています。


 
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