GPS(全地球測位システム)を駆使する妻

ある男性からの相談です。06112015.IMGP1572.JPG

「家内のことですが・・・」と相談を切り出されました。

仕事の帰りが少しでも遅いと、怒られるそうです。
かばんの中のものを調べたり、いつも入っていないもの、たとえば会社でもらったお菓子の包み紙など入っているだけで
「女性からもらったんでしょ?」と始まるのです。

そう、奥さんは極度の「嫉妬もち」。

会社に書類を持って帰るとその書類を見ては
「これって、なんで会社でできないの?女性と会ってたからでしょ?女性とお話してるから仕事が遅いのでしょ?」と切り出してくるのです。
そしてどこに行ってたのか、聞くそうです。

休日も外へ出ると大変ですので、ほとんど家で過ごすそうです。
小学生の子供にも「どこに行っていたの?何をしていたの?」と聞くそうです。
子供は
「お母さんは怖いしうるさい。お父さん、お母さんってなんでああなの?」と聞くそうです。

ご主人はちゃんとお話しているのに奥さんは納得しないのです。
GPSの付いた携帯を持たされていますが、それで何回も調べるのです。

離婚は子供のために避けたい、というのがご主人の希望でした。

一番良いのは奥さんと直接会うことですから、それを・・と思いました。

なんとかいろいろ手を打って、奥様と会うことができました。
そしてやはり話はご主人の浮気のお話です。
「主人が浮気しているのでないかと心配なんです」と言いました。
私は
「本当に心配なのは浮気ではなくて、浮気から離婚されるのではないかということではないのですか?」
「・・そうです。父親がそうでした」

子供のときの心の傷が大人になった奥さんの心を占有し、彼女をコントロールしてしまっているのです。
そして
「人に裏切られることが裏切られる前から不安に感じるのですものね?」
「そうです、その通りです。人と話していても嘘だろう、と思うのです」

彼女の前世が見えてきました。
夫が帰ってこなくて、泣いています。そばには子供もいます。
夫は女性を作ったようです。そのことで悔やんでいます。
「私がもっときちんと管理していればよかった」と。

「ちなみに、前世の夫ですが、○○の感じで、△のクセがあります。そして好きなものは△と◎の・・・・」
「あ・・・・父親です・・・・・・」
「好きだったんです。でも裏切られて、でも好きで・・・・ね?」
「そうです、その気持ちは今も変わりません。父は好きです。でも嫌いです」
「今のお子さんは前に産んでいるお子さんです。大人びているでしょ?」
「はい」
「前も経験してるから、冷めてるんです」
「あ・・・そんな感じです。で、主人は?」
「あなたは前に再婚しています。忘れているけど」
「え?再婚?」
「はい。」

それから彼女にあることをしてもらいました。そして、こういいました。
「ヨーロッパの農地で大きな山が見える場所。・・あ・・牧場かな?冬はみんなでスキーができるような・・・春は野原で気持ちの良い草原・・・そして手を振る男性がいて・・・・」
「あ!主人です!わかります。そうそう主人との新婚旅行はスイスでした。チーズとか、バターとか大好きで、そして二人でよくいろいろ買って食べたんです。
そうそう、スイス。前はスキーにも行きました。私達はスイスにいたんです。思い出しました。そうあの時も前世はスイス人?と笑っていたのです」
「ご主人はもうどこにも行かないから大丈夫。あなたを愛してそして前世も結婚していた人なんだから・・・・・」
「私は疑っていたんですね、嫌われることが怖くてしていたことが嫌われることだったんですものね・・・・悪いことをしました」
「もう一度スイスに行ってごらん。また思い出すから。昔のことも、一番大切にしてくれた人が誰だったのかも思い出すから」
「はい!」

そしてご主人からのメールが来ました。
「僕にGPSをつけるのをすっかり辞めました。それからチーズの話やそれにあうワインのことを今勉強したいと言って学校に通うようになりました。
来月スイスに行きます。息子も連れて。そして家内に言います。僕は本当に君が好きで結婚したんだよ、今も昔も、そしてこれからもよろしくと伝えます。」
私の返信はこうです。
「スイスの真ん中で愛を叫んでくださいね。そして奥さんと息子さんに愛のキスを」。












 
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